music & words: Ho_ly
振り向いてくれなくて、くりぬいてしまいたくて。
暗い愛の向こうなんて、奪い合いの世界なんで。
いいかい?
所詮、
少しぐらいの傷なんて、恐ろしいくらいに「微塵」なんで。
ウケルくらい。
「狂気」なんて「主観」なんで。 「常軌」だって「相対論」で。
いいかい?
その「生」は踏み潰されてしまう。
これが僕の愛だ。
キミに対する間、
実に奇妙なんだ。
僕は生きてるんだ。
深く捻れていても、
これが僕の愛だ。
どのDへ 僕は向かっているの?
いいかい?
所詮、
恣意がDなんで。
〈解説:Ho_ly〉
この曲はまだスプロケという名前になる前に、HARA氏と僕だけでスタジオに入って作った曲です。
「何かセッションしてみようぜ」ということで何時間もアドリブで色々演奏している中で、
「あれ?これカッコイイんじゃね?」というリフが出てきたんですね。
たまたま意図しない指の動きをしてしまったんですが、それがとても良かったんです。
そこから展開していった曲です。
メインリフがDから始まっているのでタイトルは D。
初っ端から歌詞は変態ですね。
あまりに好き過ぎて監禁してしまったり、キズつけてしまったりする人のことを
想像して書きました。あくまで想像です。
Dは「Direction(方向)」にもかかっています。
どの方向に自分は向かっているんだろう?
という怖さを自分に対して感じているんですが、
結局「恣意がDなんで。」と、自分の赴くままに向かうしかないという
いかんともしがたい結末になってます。
〈解説:HARA〉
この曲はイントロのギターリフの音が好きですね。
シングルコイル特有のザクザク感が気持ちよいです。
恥ずかしながらこの曲で初めてドロップDというチューニングを知りまして、最初に聴いた時
サビに突入する前のギターがどこまで下がるの?って感じでした。
ドラムについて言えば、ハイハットの8分の刻みをあえて両手で交互に行っています。
これによりスネアとハイハットを同時に叩くことは出来なくなるのですが、逆にいい感じのスカスカ感が
出たと思います。
スプロケの中では最もテンポの速い曲なので、ライブでやるときは出来れば前半で終えておきたい
曲ですね(笑)